放射性物質の測定について
2011年6月14日
東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故後、コカ・コーラシステムでは厳密な品質保証体制のもと、放射性物質の検査を実施しています。
コカ・コーラシステムは以前より世界共通のマネジメントシステム「KORE」の品質基準に基づいて、製品に使用される水の放射性物質値を測定していました。この度の震災以後、水と原料、製品について日本及び海外の第三者検査機関に検査を依頼しています。
外部機関による検査だけでなく、日本コカ・コーラ分析検査室に放射能測定装置を2台導入。海外の検査機関によるトレーニングを受けた社員が測定に当たっています。
日本コカ・コーラ分析検査室で一日に検査できる検体の数は100以上。コカ・コーラシステムの各工場と原料メーカーから送られてくるサンプルを調べます。福島第一原子力発電所からの距離や品質特性などを考慮し、検査を実施しています。
現在までに基準値を超える値が計測されたことはありません。福島第一原子力発電所の事故によるリスクが明らかになくなったと判断されるまで、現在の検査体制を維持します。
(1)日本コカ・コーラ分析検査室に導入されている放射能測定装置 |
(2)専用の容器にサンプルを入れ、検査します |
(3)この装置により、100 種類以上の放射性物質の値を測ることができます |
(4)検査員はいずれも専門機関によるトレーニングを受けています |