ピークシフト自販機について

日本に求められる「これからの省エネ」とは?

それは、電力需要のピークとなる日中の電力使用を抑えること…。
昼に冷却のための電力を使わず電力に余裕がある夜に昼の分まで冷やそう!
そんな発想の大転換からピークシフト自販機は生まれました。
ご採用いただいた皆様から嬉しい声もゾクゾク届き全国にピークシフトの輪を広げています。

ピークをずらすから、ピークシフト。電力使用のピークとなる昼に冷却用電力を停止して夜間に冷やす!

最長16時間も日中の冷却運転を停止するから。 電力使用のピーク時間帯(8時〜22時)も含めた最長16時間、冷却に使用する電力は完全にゼロ!
日中は運転のための待機電力のみを使用しています。

電力使用ピーク時の冷却用消費電力を「ゼロ」に! 日中は自動販売機運転のため待機電力のみ!

※1 各電力会社の2012年度夏期最大需要日の電力使用率 出典:各電力会社公表資料より作成。
※2 日中冷却が停止している時も販売に必要な待機電力が発生します。ピークシフト自販機が設置されている場所によって夜間に冷却停止し日中冷却するように設定されている
      場合があります。また日中、製品補充後に冷却運転を行う場合があります。
※3 2014年4月に施行される、改正省エネ法で設定される見込みの「電気需要平準化時間帯」を指します。

こんなにすごい!ピークシフト自販機の特徴! ピークシフト自販機で実現された「6つの特長」

ピークシフト実現のための秘密! 超省エネを実現する3つの工夫!

製品保冷のための新しい仕組み 夜間のみ庫内の製品全体を冷やし、庫内からの冷気の放出を防ぐことで製品の温度上昇を抑える仕組みを実践。 断熱性の向上 従来の自動販売機に多く使用されていたウレタンよりも断熱効果が高い真空断熱材を多く使用。 気密性の向上 自動販売機のつなぎ目をふさぐことにより、冷気が漏れることを防ぎ、 冷却効果が長時間継続しています。

さらにすごい!節電への取り組み! 業界を牽引する節電対策の実施!

コカ・コーラシステムでは、これまでも自動販売機の消費電力の削減に取り組んできました。
2011年の東日本大震災後も、いち早く、自動販売機における夏期の具体的な輪番による冷却停止の施策を発表し、2012年夏には、沖縄県を除く全エリアにおいて、輪番での冷却停止による15%の使用電力削減実施を発表するなど、業界を牽引してきました。
その他、新規投入する缶・PET自動販売機の全台を2011年よりノンフロン化し、2012年以降は全台にLED照明を搭載しております。

環境にもやさしい自動販売機 ノンフロン化計画

2011年より計画を加速させ、2020年までに日本国内に設置されたすべての自動販売機をノンフロン化する。

さらなる節電効果! LED照明の自動販売機全台への搭載

自動販売機の照明には、大幅に消費電力を削減し、長期にわたり交換不要なLED照明をいち早く導入。2012年以降は全ての自動販売機への搭載していきます。

テーマ:「ピークシフト自販機」の開発・普及によるコカ・コーラの更なる節電対策

コカ・コーラのピークシフト自販機の開発と急速な展開、ユニークな広報活動が評価され、平成25年度省エネ大賞(省エネ事例部門)経済産業大臣賞(節電賞)を受賞しました!
自動販売機におけるピーク時の節電対策が省エネ大賞を受賞するのは、昨年度に続き、2年連続です!

平成25年度 省エネ大賞 表彰式/ イベント(ENEX 2014)

2014年1月29日(水)東京ビッグサイトにて平成25年度 省エネ大賞の表彰式が行われました。
ピークシフト自販機は、震災以降の日本が抱える電力問題に対応すべく開発され、特に夏の日中、電力が逼迫するピーク時間帯を含む最長16時間もの間、冷却用電力をゼロにしても、いつでも冷たい製品をお届けすることを可能にした自動販売機です。
今回の受賞は、この革新的な技術開発とその急速な展開、そして生活者への節電意識啓発活動が評価されたものです。

また併催イベントのENEX2014(東京ビッグサイト内)において行われる、発表大会、パネル展示コーナー、出展ブースにおいてご来場の皆様に今回の受賞内容について、お伝えしてきました!


  • 広報・パブリックアフェアーズ 後藤由美 川瀬奈月

  • ベンディング事業部 中里泰雄

  • コカ・コーラブースの様子1

  • パネル展示コーナー

  • コカ・コーラブースの様子2

実際に冷却を止めているのに冷たいコカ・コーラを飲んでいただきました

節電しても冷えるなんて不思議だなぁ。

省エネ大賞「経済産業大臣賞」受賞 テーマ:「ピークシフト自販機」の開発・普及による コカ・コーラの更なる節電対策

ピークシフト自販機の開発と急速な展開、ユニークな広報活動が評価されたのには“ひみつ”がありました。

開発 日中の冷却用電力「ゼロ」を実現した「ピークシフト自販機」
普及 急速な展開とユニークな広報活動で1年で目標の25,000台を上回る、全国28,000台設置
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